2010年11月16日

ルワンダ

画像なしです・・長くなります。重いですがよかったら読んでください。

1994年4月にアフリカのルワンダで起きた虐殺。

100日で100万人である。

昔から部族間の(ツチ族とフツ族)争いがありました。

当時の大統領の乗った飛行機が落ちたのがきっかけで事件になりました。

日本では、確かサリン事件の頃である。

私は、そのとき何をしていただろうか。

遠い国の事、何となくのニュースでしか知らなかった。

先日、そういえばそんな事があったなぁと思い、少し調べると

このことは知っていなければいけないと思えてきました。



対立していた両者だったがフツ族が少数民族のツチ族を虐殺した。

怖いのはカリスマ的な指導者がいたわけでもなく民衆が参加した事である。

その内容は、書く事が出来ないほどあまりにも酷いです。

当時、西側諸国の平和部隊は次々と引き上げ、4月、国連もPKO部隊の引き上げを決定。

西側が黙殺したという事実。(これは、ソマリア介入で及び腰になった)

内戦と介入は難しいのであろうが傍観者も罪である。

遠い国の私もである。





フツ族の青年の証言

「村には、政府から200万円ものお金が渡され、「ツチ族を殺せ』との辞令が下ったのです。そして、ツチ族を1人殺すごとに100円づつお金がばらまかれるのです。お金に目がくらんだ村の若者は、ツチ族の虐殺に躍起になりました。「みんなやっているから」という風になってしまったからですかねぇ…半数以上の若者はこの虐殺に荷担していたでしょう。初めは村に1000人はいたツチ族は、今では10人ほどになってしまいました。昔は仲良く暮らしていたのに…」



人は、モンスターになれるのだ。

私も究極の選択を迫られるとそうなってしまう可能性があるのかもしれない。

すぐに飽きてしまう、刺激を求める、

それが人間なのだろう。(素晴らしい部分も持っているのも人間)


私の友人の知人でベトナム帰還兵のインタビューをまとめ出版された方がいます。

その中に、初めて人を殺す時は体中が震えたが

それがいつのまにか麻痺してゲーム感覚で人数を競うようになったと書かれていた。

こわい・・・・


本音を言えば、そんなところに生まれてこなくて良かったである。

が同じ星。

いつそうならないとも限らない。

平和ぼけな日本=私 

平和であっても不満は渦巻いている。

楽しい事ばかりでなく理不尽な事もある。


子供も(大人も)恵まれた中で閉じ込めるのでなく

いろいろな世界がある事を教えていかないといけないのかもしれない。


マザー・テレサは

「愛の反対は憎しみではなく無関心」という言葉を言ったそうです。


現在のルワンダは、(新潟と長野県を足した位の面積)

治安も良好で部族は共存している。

内面では傷は癒えていないが、

日本のNGOの監修の下、加害者側の人々が被害者側の人々の家を建てるなど、

前向きな試みもいくつも見られるそうです。

  

Posted by まんじゅう at 14:22Comments(0)四方山話

2010年11月16日

う~む



5歳息子との会話

あまりにおばかな事をするので・・

私「あ~~!ボクの顔にお・ば・かって書いてるよ~えっへっへっへ」

当然、お母さんの顔にもばかって書いてるわっ!!

って怒って言うかと思ったら・・


息子「お母さんの顔にはメダルって書いてるわっ!!」

ときた。



メッダッルゥ?メダルってなに???

未だにわからない・・

私とは違う人格で感性の持ち主だと実感。

(当たり前だけど)

思い通りにしようなどとは、

思わないというか

思えないよなぁ・・・



  

Posted by まんじゅう at 10:06Comments(0)子育て