2010年10月16日
インド旅行記7
ホテルで一人で朝食を摂る。
ここでも、驚きがある。
まず、オーダーをとる人
水を運ぶ人。
料理を持ってくる人
全員違う。
だからものすごく時間がかかる。
いいかげん待ちくたびれて
「もういいよ」って頃に
普通のトーストとウィンナー(ちょっとカレー味)
とコーヒーが出てきた。
あとで、聞いたところによると
それぞれの仕事が細分化されている。
彼等は他の定員が忙しそうにしていても、
断じて自分の任された仕事以外決してしない。
それは、カーストからきているらしい。
現在、インドの憲法ではカーストは否定され、
一応はないことになっているが、
それはたんなる建前に過ぎない
では、実際カーストがなくなれば良いという
簡単なものでもない。
なくなれば職を失う人続出である。
ワークシェアリングだろう。
生まれながらにして
身分、職業が決まり
結婚も身分が違えば無理である。
もっと問題なのが、
このカーストさえ貰えなかった悲しい人達が存在する事です。
不可触民と言われ、強烈な差別を受けています。
彼等はカーストインド人から、
触れるのはもちろん、見ただけで汚れると言われ
世界でもトップクラスの悲惨な生活を虐げられている。
ものすごく
考えさせられます。
北インドよりも南インドのほうが
カーストはきつい。
Posted by まんじゅう at 15:51│Comments(0)
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